LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)ゲイ視点でジェンダーフリー思想問題を考察解説
あおなみりょう
あおなみりょうと申します。
今回はゲイの視点からジェンダーフリーについて書いてみようと思っています。
よろしくお願いします。
編集部レポート
スポンサーリンク
目次
ジェンダーフリーとは?意味
ジェンダーフリーとは、外見の性別による役割分担に関係なく、平等に生活できること、ひいては固定観念からの脱却を目指していこうという思想や社会運動のことを指します。
性的志向である、LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)と混ざって話が混乱しがちですが、「男は男らしく、女は女らしく」的な考え方はやめよう。という解釈で良いかと思います。
~ジェンダーレスとの違いは?~
ジェンダーレスとは、「俺のスカートはどこへ行った」の主人公などのような、男性が女性のファッションを着るなどのいわゆる女装家のみを指すわけではなく、女性が男性の様なファッションをするというような「性別の垣根を越える」という意味合いで良いのではないかと思われます。
カタカナ言葉が多いと混乱しがちですね。
ジェンダーフリーに対するよくあるバッシング、誤解
LGBTという言葉が一人歩きするたび、「ゲイはナヨナヨしている」とか言われがちです。
しかしそれは、「女性は子供を産むもの」、「男性は働いて女性は家庭を守るもの」の様な固定観念の一つでしかありません。
男性だって、専業主夫の方はいます。
ただ、表面的に言いづらいのです。
「男性はこうでなきゃいけない。」
「女性はこうあるべきだ。」
などという社会からの性別による、決めつけがあってはいけないのですが、未だに根深い問題です。
「男性のバスガイド」や、「女性の運転手」が誕生しただけで話題になるのですから、問題かもしれません。
そればかりか、ジェンダーフリーの教育をしたらLGBTが増えるとか言ってる人までいるとか。
そこまで歪んだ考え方を持つのはどうなんでしょうか。
ジェンダー・バックラッシュとは?
ジェンダーフリー推進派にとっては、悩みのタネになっているのが、バックラッシュの存在です。
簡単に言えば、先ほど書いた誤解や、差別、性差を良しとする人たちですね。
保守派に多く、高齢の人に多い印象があります。
「女性は頭悪くてもいい。」とか言ってた戦前から戦後間もない時期を生きてた人からしたら、今の中性的生き方は認めたくないのかもしれませんが。
ジェンダー・バックラッシュがもたらす影響
せめぎ合いが、必ずしも悪い影響だけかというとそうとは言えません。
ジェンダーフリーの運動を進めている政治家などの思想などと結びついてしまって、党利党略に陥りがちだからです。
社会運動である以上、「過激派」は少なくとも存在してしまいます。
ジェンダーバックラッシュの中にも対話を試みる方がいるのではないかと考えられます。
現代の「ジェンダーフリー」について私(あおなみりょう)が思うこと
社会で普通に生活してる人たちは、そんなこととは関係なく元首や社長などの管理職で女性の進出が目立ってきています。
「女性だから」と言われる時代は早く終わらないかなあと、思ってたりします。
実力のある方が輝ける社会になればいいなと思います。
最後に私が希望する理想のモデル社会、そうなるための問題提起
あおなみりょう
では、今何をするべきかということですが、双方の過激派の一言一句に振り回されることなく、対話して融和していくべきではないかと思っています。
みんなの感想・口コミ・評判1件
LGBTの視点でジェンダーフリーを解説とは面白い試み、内容もわかりやすく良かったです★