罪深きワルツ[著者:さちみりほ 原作者:ポーラ・マーシャル]ヒストリカルロマンス感想ネタバレ

2019/05/29

さらさ

まず、この【罪深きワルツ】の特徴をかんたんにご紹介します。

罪深きワルツ[著者:さちみりほ 原作者:ポーラ・マーシャル]ヒストリカルロマンス感想ネタバレ

「罪深きワルツ」のポイント

  • ヒーローは借金がありお金持ちの令嬢と結婚して返済しようとしています。
  • ヒロインは資産家ですが、意に染まない結婚をさせられることに嫌悪しています。
  • 2人は偽装結婚しますが、お互いに惹かれ合っていきます。

あらすじと概要・評価

罪深きワルツ
著者:さちみりほ
原作者:ポーラ・マーシャル
ジャンル:ヒストリカルロマンス
原題:Rebecca’s Rogue
タグ: 愛なき結婚
総合評価
(5.0)


👉罪深きワルツ (ハーレクインコミックス・キララ)

ウィルは父親の残した借金を返すことが出来ず困窮しています。

レベッカは多額の負債のため結婚詐欺師を働こうとしたと噂されているウィルに結婚してほしいと申し出ます。

莫大な遺産を相続したせいで薦められる縁談を断るための作戦でした。

男をよせつけない“氷のレディ”と呼ばれる美女からの突然のプロポーズにウィルは驚きますが、
父が残した借金を返済してもらえて、監獄送り寸前のところから救われるために了承します。

 美男美女の2人はロンドンで理想のカップルとして噂になりますが、実際は偽装結婚になります。

しかしウィルは、レベッカを知るうちに惹かれていき…。

【主な登場人物・キャラクターについて】

ウィル・シャフトー

この物語の主人公。
美男子だが、多額の負債を抱えて返済が出来ず監獄に入る直前に容姿を活かしてお金持ちの令嬢と結婚して乗り切ろうとしている。
本当は小心者で嘘をついていることを後ろめたく思っている心優しい青年。

レベッカ・ロワラン

サラの従姉妹で資産家の女性。
この物語のヒロイン。
氷のレディと呼ばれる。
財産目当てに結婚しようとしてくる男性から逃れるためウィルに偽装結婚を持ちかける。

サラ・アレンビー

お金持ちの令嬢。
ウィルの婚約者。
わがままで子供っぽいが、悪気がない無邪気で単純な女性。

ギブ

ウィルの使用人で元軍人。
財産を無くしたウィルに無給で仕える良き理解者。

ジョサイア

ウィルの親友で弁護士。
ウィルが負債を返済出来るように資産家の女性と結婚出来るように協力したり、力になってくれる。

【感想】

 「罪深きワルツ」は、ハーレクイン作品の中でも特に過ぎない作品です。

ハーレクインには珍しく男性が主人公で、ヒーローは完璧な容姿を持つ美男子です。

多額の負債を抱えているけれども返済する術もなくお金持ちの令嬢と結婚することで解決しようとしています。

性格もいわゆるヘタレで、後ろ向きで人生を諦めているような性格です。

ハーレクインのヒーローの定番である大金持ちで社会的にも成功していて自信家でモテモテのハンサムとはかけ離れています。

しかし、お金目当てで婚約したことを後ろめたく感じて婚約者に誠実に振る舞い、相手のわがままにも優しく応じる姿は悪人とは思えず人間的で良いなと思いました。

 お話はウィルの婚約者であるサラの屋敷を訪れるところから始まります。

いつもは喜んで迎えてくれるサラの姿が見えず、
応接に通されるとちで美しい女性とすれ違います。

ヒロインのレベッカでした。
応接に入るとサラの叔父をはじめたくさんの親戚の男性が待ち構えています。

そこでサラの叔父はサラとの結婚は認められないと告げます。

サラの父親が弁護士に調査をさせた結果、ウィルが土地も持たず多額の負債を抱えていること、サラに贈った婚約指輪の支払いさえ出来ていないことを暴かれます。

ウィルは、叔父は婚約指輪を床に放り投げてあざ笑われて追い帰らされます。
部屋には警官も待機しており、ウィルは屈辱的に追い払われました。

ウィルの借金は父親が残したもので故郷の母親と妹のために借金を返してロンドンに呼び寄せようとしていたのです。

 ウィルは帰り道で馬車に呼び止められますが空腹に耐えかねて倒れてしまいます。

翌日ウィルの家に訪れたのは昨日馬車でウィルを家まで送ってくれた女性で、元婚約者サラの従姉妹レベッカでした。昨日サラの家ですれ違った美人です。
彼女はウィルに驚きの提案をします。

レベッカの財産目当てで求婚する男性や結婚を勧めてくる親戚から逃れるためでした。
 
 自尊心から一度は断るウィルですが、逮捕される直前に婚約を発表します。
そこからはレベッカのペースで、サラとの
婚約破棄から3日後には公の場に二人で登場して周りを驚かせます。

周りの好奇の目やレベッカの親類たちに批判さらされますが、
レベッカはウィルのことを平然と「ずっと憧れていた王子様」と言い、サラとの婚約中に一度は振られており、サラとの婚約破棄により求婚したと説明します。

ウィルは、レベッカを批判する叔父たちにいかにレベッカが素晴らしいかを語り彼女に選ばれて光栄だと言い返します。

このシーンは私の大好きなシーンの1つです。偽りではありますが、お互いが批判されていることに怒りを覚えて庇い合う、偽装結婚でありながらお互いを尊重し合うウィルの優しさと、レベッカの意志を貫く自立した姿が素敵だなと思ったからです。

 二人はロンドンで憧れのカップルとなり、幸せな結婚をしたと装います。
偽装結婚は上手く行ったように見えますが、
ウィルの心境は変化していきます。

レベッカを本気で愛してしまうのです。

しかし、男性に支配されることに嫌悪するレベッカを気遣い気持ちを隠しています。 

 そして新婚旅行の途中で事件が起きます。
2人の乗る馬車が強盗に乗っ取られてしまうのです。

ウィルは、レベッカを助けるために自分の命さえ差しだそうとします。
レベッカは殴られるウィル姿を逃げずに見守り続けます。お互い相手を救うために自らを犠牲にしようとする姿は感動します。

お金や自分の生き方を守るために偽装結婚しただけの相手に出来る行為ではなく、相手を想い合う姿に感動しました。

 助かった2人は幸せに暮らすのかと思いましたが、ウィルは屋敷を出て行ってしまいます。
レベッカは、ウィルを自分で探してウィルのことを知ろうとします。

 物語が二転三転して、2人がハッピーエンドになるまでドキドキしながら読みました。

さちみりほ先生の作品は、
どれもヒーローとヒロインの気持ちの動きが細かく描かれていて共感出来ます。

ドラマチックな展開の末のハッピーエンドには、
ハーレクインならではですね。

ときどき出てくるコメディの要素は、さちみ先生ならではのユーモアがあって、楽しめました。

【これから読む方へ】

さちみりほ先生のヒストリカルロマンス「罪深きワルツ」
今回は、さちみりほ先生のヒストリカルロマンス「罪深きワルツ」をご紹介しました。さちみ先生といえば、ところどころに、
クスッと笑えるシーンもありながら、思わず涙が出るような感動的な場面がたくさんある作品がたくさんありますが、
今回は特に感動的な作品でした。

 借金返済のために偽装結婚するストーリーですが、男性が主人公で、男性が貧乏というのは珍しい設定で面白かったです。
欠点がないような完璧なヒーローではありませんでしたが、弱い面も持ちながらヒロインを想う気持ちが優しさに溢れていて、
心暖まる素敵な作品です。

一部にヒーローが殴られボロボロになるシーンもあるので、暴力的なシーンを好まない方は合わないかも
しれません。

機会があれば是非呼んでみてください。


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