タロットカード「16：塔」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】

編集部レポート

タロットカード『塔(タワー/The Tower)』「正位置」の意味、解釈方法

塔のカードが正位置で出ている場合は、「災難、崩壊、苦境、破綻、疎遠」といった意味が強くなります。

これから起こる物事に対して警告を与えるカードです。それまでの人生が大きく変わるようなことも起こります。

塔のカードが出たときはいろんなことに気づかされますから、起こるトラブルに対して真摯に向き合うことで光が見えてくるでしょう。

ここにあげた塔「正位置」の意味は、ほんの一例です。

塔の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。

基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに塔のカードの正位置が出ている場合、相手から突然の別れを告げられるかもしれません。

恋人は別れることを決断しており、あなたが何を言ったところで聞く耳を持ってくれないでしょう。

あなたは、相手の言うことを受け入れることしかできなくなります。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに塔のカードの正位置が出ている場合、冷たい態度を取られることになりそうです。

なぜそんなに急に冷たい態度になったのか、あなたにはわかりません。

理由をたずねたところで理解できそうもない、相手からの一方的で理不尽な理由によるものでしょう。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに塔のカードの正位置が出ている場合、ヨリを戻すことは困難です。

別れは相手の気持ちの中で決定的なものとなっており、簡単に揺らぐことはありません。

あなたの説得に対しても、すでに答えが決まっている相手は耳を貸さないでしょう。

タロットカード『塔(タワー/The Tower)』「「逆位置」の意味、解釈方法

塔のカードが逆位置で出ている場合は、「不安定、不名誉、終止符、行き詰まり、過去の清算」といった意味が強くなります。

塔の場合は、逆位置で逆転現象が起こるようなことはなく、正位置同様に警戒が必要になるカードです。

なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。

正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。

タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに塔のカードの逆位置が出ている場合、別れが決定的なものとなってしまっています。

別れたほうが結果的に良いこともありますから、別れを前向きに受け入れるしかありません。

一時的に別れを受け入れるという選択もあります。別れを決断することで、それ以上のトラブルに巻き込まれるのを防ぐこともできるでしょう。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに塔のカードの逆位置が出ている場合、相手との関係に距離が感じられるようになります。

そのままフェードアウトすることになったとしても、未練がましく追いかけたりしないほうがよさそうです。

片思いの相手も、そのままあなたとの関係が終わることを望んでいます。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに塔のカードの逆位置が出ている場合、ヨリを戻すか戻さないかでもめることになるでしょう。

ヨリを戻す方向で、ふたりの意見が一致することはありません。
ふたりの復縁のじゃまをする人物が現れることもあるようです。

あいまいな状況にイライラしてケンカが起こる回数が増えそうです。

鑑定結果は占い師の霊感に左右される

タロットで塔のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。

「塔のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で塔のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう！？」と広くとらえるようにしてください。

誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。

多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。

塔のカードの出ている位置

タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。

ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。

また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。

現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。

さらに塔の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。

どの占い方法を選択するかによっても、塔のカードの意味に変化があらわれるでしょう。

今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。

タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。

最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。

最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。

最後に伝えたいこと【まとめ】

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