タロットカード「12：吊された男」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】

編集部レポート

タロットカード『吊された男(ザ ハングドマン/The Hanged Man)』「正位置」の意味、解釈方法

吊るされた男のカードが正位置で出ている場合は、「試練、忍耐、努力、自己犠牲、苦労が報われる」といった意味が強くなります。

吊るされた男自身が試練を受け入れており、忍耐と努力をすることによって今までの苦労が報われるでしょう。

ここにあげた吊るされた男「正位置」の意味は、ほんの一例です。

吊るされた男の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。

基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに吊るされた男のカードの正位置が出ている場合、多少苦労したとしても相手のために努力してあげたい気持ちが強くなります。

最初はその苦労が相手にわかってもらえないことも多く、悲しい思いをすることもありますけど、しだいに関係性は良くなっていきます。

あなたのしている苦労は必ず報われますから、恋人を信じてがんばってください。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに吊るされた男のカードの正位置が出ている場合、相手に尽くすのが楽しい状態です。

たとえ自分の想いが叶わなくても、好きだからいろいろしてあげたい気持ちになっているでしょう。

そのひたむきな想いが相手に届く日は、もうすぐです。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに吊るされた男のカードの正位置が出ている場合、別れた相手のことが気になってしかたがありません。

復縁の相手がそばにいるとすれば相手の状況を放っておくことができず、何かと面倒をみてしまうでしょう。

あなたの優しい気持ちはじきに相手に通じますから、ヨリを戻す日は近いと思ってください。

タロットカード『吊された男(ザ ハングドマン/The Hanged Man)』「逆位置」の意味、解釈方法

吊るされた男のカードが逆位置で出ている場合は、「苦労、困難、疲労、投げやりな態度、努力が報われない」といった意味が強くなります。

苦労をするという意味では正位置と同じですが、正位置では前向きに受け止めて努力できるのに対して、逆位置だと報われない苦悩続きで投げやりな態度が出てしまいます。

逆位置のほうが、正位置より努力や忍耐が必要になります。

なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。

正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。

タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに吊るされた男のカードの逆位置が出ている場合、相手のためにがんばることに疲れてきます。

どうして自分ばかりこんな苦しい目にあうのか、相手を恨む気持ちが出てしまうでしょう。

その気持ちを恋人にぶつけると、あなたの元から去っていくことになります。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに吊るされた男のカードの逆位置が出ている場合、相手を思い続けることに疲れているみたいです。

どんなに好きでも、今の思いは届かないように考えてしまうでしょう。

気持ちが冷めている状態ですが、それが相手に伝わるとあなたの思いが叶うことはなくなります。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに吊るされた男のカードの逆位置が出ている場合、復縁する希望が持てません。

どんなに相手のことを考えてあげたとしても、その想いは届かないと思ってしまうでしょう。

あきらめの気持ちが出てくると、相手との関係はしだいに疎遠になっていきます。

鑑定結果は占い師の霊感に左右される

タロットで吊るされた男のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。

「吊るされた男のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で吊るされた男のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう！？」と広くとらえるようにしてください。

誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。

多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。

吊された男のカードの出ている位置

タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。

ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。

また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。

現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。

さらに吊るされた男の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。

どの占い方法を選択するかによっても、吊るされた男のカードの意味に変化があらわれるでしょう。

今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。

タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。

最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。

最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。

最後に伝えたいこと【まとめ】

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