タロットカード「18:月 」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】
タロットで「月」のカードが出たら、どう解釈して占えばいいの!?
【現役占い師執筆】
タロットで「月」のカードが出たら?
面倒見の良いヒツジ
頭上で憂いを含んだ顔をしたお月さまが、犬達に吠えられて悩んでいます。月は、目に見えない“不安”をあらわすカードです。
タロットで月のカードが出た場合は、正位置であれば不安な状態、逆位置でその不安が解消されます。正位置より逆位置が出たほうが、状況がいいと解釈することができそうです。
ただ、迷った後にどう決断をくだすかは、あなたしだいということになります。
編集部レポート
面倒見の良いヒツジ
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目次
タロットカード『月(ムーン/The Moon)』「正位置」の意味、解釈方法
月のカードが正位置で出ている場合は、「不安、憂鬱、不明瞭、誤解、ストレス」といった意味が強くなります。
月のカードが出たときは先の見えない不安に対し、ナーバスな気持ちが強く出てくるでしょう。
ここにあげた月「正位置」の意味は、ほんの一例です。
月の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。
基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに月のカードの正位置が出ている場合、相手の考えていることがまったくわかりません。
恋人自身も状況がつかめていないことから、説明したくてもうまく伝えることができないのでしょう。
相手を問いつめたところでケンカになるだけですから、今の状況を見守ってください。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに月のカードの正位置が出ている場合、相手のことが本当に好きなのか自信が持てなくなってきそうです。
すれ違いや誤解も生じやすいときですから、その不安な気持ちを相手にぶつけないようにしましょう。
今は少し距離を置いて、自分の好きな趣味や仕事などに打ち込むのがよさそうです。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに月のカードの正位置が出ている場合、そのまま復縁していいのかどうか迷いが出てきます。
ヨリを戻せる状態になければ、復縁の話はひとまず保留にしておきましょう。
もう少したてば、なぜ復縁できないのか状況が見えてくるようになります。
タロットカード『月(ムーン/The Moon)』「逆位置」の意味、解釈方法
月のカードが逆位置で出ている場合は、「回復、再開、解決、夜明け、迷いが晴れる」といった意味が強くなります。
逆位置では、正位置とは反対の意味になります。迷いが晴れて気持ちはスッキリするものの、今まで見えなかったものが見えてきて、これまでと考え方が変わることがあるかもしれません。
なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。
正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。
タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに月のカードの逆位置が出ている場合、迷いがなくなることでふたりの関係は安定してくるでしょう。
ただ、恋人の隠していたことが表面に出てくる場合があるようです。
恋人の隠し事が許せるかどうかでも、その後の結果が違ってきます。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに月のカードの逆位置が出ている場合、それまで迷っていたことに解決がつきます。
片思いの相手と仲良くなる可能性もありますけど、状況によってはスッパリと未練を断ち切ることも…。
とくにふたりの相性が悪かった場合などに、関係を終わらせるほうに動くことがあるでしょう。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに月のカードの逆位置が出ている場合、ヨリを戻せるかどうはあなたしだいです。
あなたの気持ちが固まればヨリを戻すことは可能ですが、「前の状態に戻りたくない…」と思った場合は復縁を選択することはありません。
気持ちに迷いがなくなれば、ほかの選択をすることになるでしょう。
鑑定結果は占い師の霊感に左右される
タロットで月のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。
「月のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で月のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう!?」と広くとらえるようにしてください。
誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。
多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。
月のカードの出ている位置
タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。
ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。
また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。
現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。
さらに月の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。
どの占い方法を選択するかによっても、月のカードの意味に変化があらわれるでしょう。
今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。
タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。
最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。
最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。
最後に伝えたいこと【まとめ】
面倒見の良いヒツジ
不安が解消されるといっても、隠されていたことが表に出てくる場合もありますから、良いことばかりではないようです。
それでも目に見えない不安の正体がわかれば、ずっと前に進みやすくなるでしょう。
みんなの感想・口コミ・評判1件
逆位置は安定、正位置は不安定、逆のほうがいい感じなカード