タロットカード「5：教皇-法王」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】

編集部レポート

タロットカード『教皇(ハイエロファント/The Hierophant)』「正位置」の意味、解釈方法

法王のカードが正位置で出ている場合は、「慈悲、寛大、包容力、尊敬、落ち着き」といった意味が強くなります。

心が広く、寛大な男性のイメージです。

気持ちに余裕があることから、周囲の人に尊敬を受けることができます。

ここにあげた法王「正位置」の意味は、ほんの一例です。

法王の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。

基本的な法王の意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに法王のカードの正位置が出ている場合、相手はあなたに対して深い信頼を寄せています。

たいていのことは、あなたの言うことだから間違いないと受け入れてもらえるでしょう。

法王を人物として見る場合は、職場の上司や学校の先生のように頼れる男性としてあらわれることがあります。

正位置では、あなたに好意的な人物ととらえることができるでしょう。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに法王のカードの正位置が出ている場合、相手はあなたにとって頼れる人です。

何かお願いしたいことがあれば、サポートを頼んでみましょう。

それが恋愛関係に発展するかどうかまではわかりませんけど、快く引き受けてもらえそうです。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに法王のカードの正位置が出ている場合、じっくり話を聞いてもらえるでしょう。

話の内容しだいで復縁を前向きに考えてもらえるようになりますから、正直に今の気持ちを打ち明けてみてください。

それで状況が良くなるようであれば、復縁への足がかりとなります。

タロットカード『教皇(ハイエロファント/The Hierophant)』「逆位置」の意味、解釈方法

法王のカードが逆位置で出ている場合は、「頑固、保守的、束縛、不信感、虚栄」といった意味が強くなります。

気持ちに余裕がなくなり、自己中心的になることで自分自身を追いつめてしまうでしょう。

まわりの人ともっとコミュニケーションを取る必要があります。

なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。

正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。

タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに法王のカードの逆位置が出ている場合、相手は今ひとつあなたのことを信頼しきれていない様子です。

まずは、相手から信頼してもらえるように努力する必要があります。

あなたの頑張りが相手に伝われば、状況は今より良くなるのではないでしょうか。

法王を人物として見る場合は、職場の上司や学校の先生のように頼れる男性としてあらわれることがあります。

逆位置で出た場合は、あなたのじゃまをしてくることも…。できるだけ頼って味方になってもらうようにしましょう。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに法王のカードの逆位置が出ている場合、相手はあなたに対して落胆する気持ちがあるようです。

あなた本人を見てそう思っている場合もありますけど、周囲の噂から判断されていることもありそうです。

相手に信頼されるような行動を取るように努力してみてください。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに法王のカードの逆位置が出ている場合、相手にはあなたのことを疑う気持ちがあります。

それは、あなたが以前の態度と全然変わっていないことによるものです。
反省が足りないと思われているみたいです。

以前の自分ではないというところを相手に見せるようにしなければ、相手に復縁について考えを変えてもらうのは難しそうです。

鑑定結果は占い師の霊感に左右される

タロットで法王のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。

「法王のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で法王のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう！？」と広くとらえるようにしてください。

誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。

多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。

法王のカードの出ている位置

タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。

ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。

また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。

現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。

さらに法王の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。

どの占い方法を選択するかによっても、法王のカードの意味に変化があらわれるでしょう。

今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。

タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。

最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。

最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。

最後に伝えたいこと【まとめ】

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