タロットカード「21:世界」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】
タロットで「世界」のカードが出たら、どう解釈して占えばいいの!?
【現役占い師執筆】
タロットで「世界」のカードが出たら?
面倒見の良いヒツジ
女神ではなく、両性具有の人物と見る説もあるようです。
女神のまわりを取り囲んでいるのは、自分の尾を噛んで環となったヘビで「∞(無限大)」をあらわしています。
さらにその周囲を、「天使・鷲・牡牛・獅子」の聖獣が取り巻いています。運命の輪とよく似た構図ですね。
タロットで世界のカードが出た場合は、正位置であれば完成した状態をあらわし、逆位置の場合は未完成のまま中途半端な状態で放置されます。
編集部レポート
面倒見の良いヒツジ
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目次
タロットカード『世界(ワールド/World)』「正位置」の意味、解釈方法
世界のカードが正位置で出ている場合は、「成功、完成、充足、達成、完璧」といった意味が強くなります。
何か目標としているものがあれば、完成に近づけるでしょう。恋愛の場合は、結婚などの形がハッキリと見えてくるようです。
ここにあげた世界「正位置」の意味は、ほんの一例です。
世界の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。
基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに世界のカードの正位置が出ている場合、恋人との結婚が決まるなどうれしい出来事が起こるでしょう。
あなたが望んでいたのに近い形で願いごとが叶いそうです。
ふたりを応援する人物なども現れることから、望んだ以上の成功を手にすることも夢ではありません。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに世界のカードの正位置が出ている場合、あなたが理想とする完璧な恋人が現れます。
ただ、その恋人と自分が釣り合っていない場合に、悩みが出てくるようなこともありそうです。
あなたをサポートできる恋人を与えられたと考え、相手に頼ってしまっていいと思います。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに世界のカードの正位置が出ている場合、ヨリを戻す条件が整っています。
以前より良い条件で復縁できる可能性もありますから、あなたの希望することを伝えてみてください。
今なら願いを受け入れてもらいやすくなっています。
タロットカード『世界(ワールド/World)』「逆位置」の意味、解釈方法
世界のカードが逆位置で出ている場合は、「未完成、低迷、挫折、衰退、物足りなさ」といった意味が強くなります。
正位置は完成された状態ですが、逆位置になると中途半端な状態となり、物足りなさが残ります。
なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。
正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。
タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに世界のカードの逆位置が出ている場合、恋人に不満が感じられそうです。
期待が裏切られることもあり、不満を恋人にぶつければふたりの関係は悪くなるでしょう。
お互いに不満を持った結果として、別の相手と付き合うようになることもあります。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに世界のカードの逆位置が出ている場合、相手に物足りなさを感じるでしょう。
相手もまた、あなたに対して同じようなことを考えている可能性があります。
関係がまったく進展しないこともありますけど、今はそういう時期とあきらめ適度な距離を取るようにしてください。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに世界のカードの逆位置が出ている場合、いっこうにヨリを戻す話が進みません。
あなた自身も、積極的に復縁を考える気持ちにはなれないでしょう。
しだいに関係は疎遠になっていきますから、あきらめたくない気持ちが強い場合は連絡だけでも取り続けるようにしましょう。
鑑定結果は占い師の霊感に左右される
タロットで世界のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。
「世界のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で世界のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう!?」と広くとらえるようにしてください。
誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。
多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。
世界のカードの出ている位置
タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。
ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。
また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。
現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。
さらに世界の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。
どの占い方法を選択するかによっても、世界のカードの意味に変化があらわれるでしょう。
今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。
タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。
最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。
最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。
最後に伝えたいこと【まとめ】
面倒見の良いヒツジ
タロットの中では最高のカードとされていますが、逆位置の場合は目標を達成するためにかなりの努力が必要になるでしょう。
世界のカードだけで決められるようなことでもありませんから、ほかに出ているカードと合わせて何が完成に近づくのか総合的に判断するようにしてください。
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両性説は初めて知りました、正方向では完璧な恋人が現れる可能性がある素敵なカード