姉妹に虐められ髪を切られたパシリいじめられっこの話。シンデレラ的ラブコメマンガ【坊主女子謝罪漫画】

2021/07/05(更新日)
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姉妹に虐められ髪を切られたパシリいじめられっこの話。シンデレラ的ラブコメマンガ【坊主女子謝罪漫画】
💡登場人物💡

おとめも学園に通う学生

ミキ:長女高校3年1組17歳:美人なギャル、学校のボス格でモテまくり
ミホ:次女高校2年13組16歳:美人だけど陰湿な、陰謀家、三女がいじめられてるのは彼女が有る事無い事言いふらし流言煽動してるから?
アイコ:三女高校2年13組16歳:主人公、地味子 姉妹の中で一人だけ母親が違う
ミナ :四女高校1年8組15歳:美人で朗らかっぽいけど、爽やかに三女を侮辱して見下してくる。女友達に暴力的なのがいる

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編集部レポート

林「ほーら地味子
  お金あげるから購買行って揚げパン買ってこいよwww」

「う、うん…わかった」

A子「ねぇ
ちょっと
地味子のやつ
最近なんだか聞き分け良過ぎない?
てか
パシられるの楽しそうじゃない??
前となんだか違う…」

林「え、そうかな?」

A子「うん、なんか どことなく足取り軽くなった感じあるよ…」

B子「ちょっと 尾けてみる??」

(絵師様向けト書き:購買のとこで、おばちゃんを前にしてる
地味子。廊下の曲がり角から様子を伺ういじめっ子二人)

購買のおばちゃん
「はい。揚げパン。いつも有難うね!!アイコちゃん」
「これ、コロッケパン、サービス!」

「ありがとうございます!」

B「アイコのやつ、コロッケパン貰ってるよ!」

林「そんなのはいいわよ。
 あいつ、見るからに貧乏ったらしいから
 おばちゃんが恵んであげたんでしょ!」

林「それよか、見てよ!何あれ!!」

林「地味子のやつ、風早君と話してる!」

AB「ほんとだ!」

風早「あ、西野さん!また会ったね!!」

「今日も揚げパン買ったんだ?食べ物の好み、
気が合うなー!俺も、買ったよ!ほら!」

「え、えと、これはその…」

風早「ん?なになに?」

林「ちょっと!!」

地味子とイケメン風早君の間に
割って入った女子は
私をパシリに使う林さんだった

林「風早君!
  ちょっと待ってよ!揚げパン好きなのは
  私だよ?」

風早「え、そ、そーなの?」

林「あなたと気が合うのは私なんだからね!」

「そーなんだ。じゃあ
西野さんは 揚げパン 食べないの?」

「う、うん。
 私はお父さんが作ってくれたお弁当があるから」

風早「え、じゃあ 林さんが西野さんに揚げパン買いに行かせてたってこと?」

林「風早くん、私の名前、知っててくれて
  どーもありがと。
  買いに行かせてたなんて人聞き悪いじゃない!
  地味子…じゃない
  アイコが
  ダイエットのために購買まで自ら進んで買いに行ってただけのことよ!!」

「ふーん。そーなんだ」

「そーそー」

この日以後、私はパシリのお役目を終えた

林さん自ら購買に揚げパンを買いに行くよーになったんだ

お昼休みはゆっくりと、
お父さんが作ってくれたお弁当を
食べられることとなった

と、言っても
私は友達いないから
ぼっち飯だけどね

お父さんは仕事に行く前に私たちのお弁当と朝ごはんを
「パパ、これくらいしかしてやれないからな、すまんね」
と作ってくれてた。

私はお父さんが作る鳥の唐揚げや紅生姜入りの厚焼き卵が大好きだけど

お姉ちゃんや妹は
「ダサい」とか言って
学校にお弁当は持って行っていたけど
父さんの想いがこもったお弁当を一切食べずに捨ててたんだ
ゴミ箱に。

姉や妹が何を食べていたのかと言えば、
ウーバーイーツで寿司やフランス料理など頼んで学校に配達させてた
お小遣いでは絶対足りないし
どっからお金が湧いてくるんだかとても不思議だった

あ、自己紹介が遅れたけど
私はおとめも学園に通う高校二年生
西野アイコ

アイコって名前だけど
周りの子達は私のこと地味子って呼ぶ

それも仕方ない
私は典型的な陰キャ地味子だから

四人姉妹の
三女

姉妹全員
同じ学校に通っている

長女の名前がミキ
高校三年生
豪快な性格のヤンキーで学校のボス的存在

次女がミホ
私と同学年
陰湿なところがある

四女がミナ
一個下の学年で
高校一年生
カラッとしている風のアクティブ女子だけど
年上の私より上に立って馬鹿にすることが快感っぽい

ちなみに
長女のミキと私をパシリにしてた林さんは陸上部で一緒で先輩後輩の関係だった

次女のミホと林さんは
ジャイアンとスネ夫みたいな感じ
強いものの影からネチっこくいじめてくるのが次女ミホ

地味でいじめられてる私だけど
私は姉や妹みたいに
お洒落はできない
何故なら
お小遣いが私だけ与えられていないから

姉ふたりと妹はお母さんからお小遣いをもらい
メイク用品やピアスなどのアクセサリーを沢山買えるけど
私は買えない

今のお母さんは私の本当のお母さんじゃない
父さんの若い頃の不倫相手で(三姉妹はその時の子供←絵師様向け)
私の本当の母が死んだ1年後の2年前に寄りを戻し再婚した継母(ママハハ)だった
私に対しての当たりはキツい
実子と私との接し方の格差は半端なかった

お金が欲しかったら、
じゃあバイトすればいいじゃんって話だけど
生憎と夜に家事仕事を継母から押し付けられててそれは無理だった

四人姉妹のなかで
私だけがみにくいアヒルの子状態だった。

学校では
貧乏ったらしいからいじられてた
それに次女で私と同じクラスのミホが
私の悪口あることないこと言いふらすもんだから悪評が立ってた

「あの子、あんな地味な見た目してるけど、
ビッチなんだって!」
「男と何人も寝てるんだって!」
「お爺さんとか、おじさんとかでも平気らしいよ」

「やだーw不潔w」

「しかもみんなの悪口言いまくり
林さんの髪型も超馬鹿にしてたわよ」

それで仲間はずれにされて林さんに嫌われパシリの任務を受けてた

でも風早君とお近づきになりたい林さんの都合で私は揚げパン購入のお役目をごめんになった

楽にはなったけど
私にとって地獄の学校生活のなかでイケメン男子とちょっとだけでも喋れる唯一のオアシスは失われた

ある日の帰り道

「西野さん!!一緒にかえろー」

「え、なんで私と?」

「最近、購買で会わないから話もできなくてつまんねーなぁと思ってて」

「え、えっと…」

狼狽していると
長女のお姉ちゃんミキに突き飛ばされた

「アイコ!!あんた、ママからお買い物頼まれていたでしょ??
早く、スーパーに行って特売の小麦粉、買わなきゃでしょ!!」

「あ、う、、、」

「風早くん、私と一緒にかえろ。
あーのね、
アイコは、用事があるからさ。
だめなのよ」

「そ、そーなんだね…」

この日
買い物を終えて帰宅したら
悲しい事件が起きた。

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