タロットカード「17：星」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】

編集部レポート

タロットカード『星(スター/Star)』「正位置」の意味、解釈方法

星のカードが正位置で出ている場合は、「理想、希望、憧れ、目標、夢の実現」といった意味が強くなります。

星は、今後の状況に明るい希望が持てる良いカードです。多少不安な要素があったとしても、ポジティブに考えることでなんとかなるでしょう。

ここにあげた星「正位置」の意味は、ほんの一例です。

星の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。

基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに星のカードの正位置が出ている場合、ふたりの将来に明るい希望が見えてきます。

恋人に励まされることもありますし、あなた自身の気持ちも明るいものとなります。

ふたりの目標が一致すれば、それまで望んでいたことが叶うでしょう。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに星のカードの正位置が出ている場合、相手を恋する気持ちが強くなります。

片思いの相手も、あなたの一途な気持ちに応えようとするでしょう。

明るい展開が期待できますから、それとなくタイミングを見はからってアプローチをかけてみてください。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに星のカードの正位置が出ている場合、新たな恋をするチャンスに恵まれそうです。

星のカードは、復縁のようなこれまでの恋愛を振り返るようなものではなく、新しい相手が出現する可能性があります。

どちらの相手を選ぶかはあなたしだいですが、与えられたチャンスを活かすようにしましょう。

タロットカード『星(スター/Star)』「逆位置」の意味、解釈方法

星のカードが逆位置で出ている場合は、「不満、失望、幻滅、不信感、高望み」といった意味が強くなります。

星の逆位置では、正位置の希望のある状態とは間逆の状態となり、気持ちが落ちこむことになるでしょう。できるだけ平常心を保つようにしてください。

なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。

正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしましょう。

タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。

【恋人がいる人のケース】

恋人のいるあなたに星のカードの逆位置が出ている場合、恋人に対して不信感がつのります。

その気持ちを恋人にぶつけてしまうと、ふたりの関係は悪くなってしまうでしょう。

あなたに反省できる点があれば悪いところを見直し、改善することで現状を保てます。

【片思いをしている人のケース】

片思いをしているあなたに星のカードの逆位置が出ている場合、何か相手に幻滅されるようなことが起こっています。

気づかずに相手に対して失礼なことをしていることも考えられます。これまでにしてきた、自分自身の行いを思い返してみましょう。

まったく心あたりがない場合は、相手の誤解ということもありますからよく話し合ってみてください。

【復縁を希望する人のケース】

復縁を希望するあなたに星のカードの逆位置が出ている場合、相手は復縁を望んでいない様子です。

復縁してもうまくいかない…と思われている可能性があります。

何を言っても相手の耳には届きませんから、今は地道に努力をし続けるしかないでしょう。

鑑定結果は占い師の霊感に左右される

タロットで星のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。

「星のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で星のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう！？」と広くとらえるようにしてください。

誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。

多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。

星のカードの出ている位置

タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。

ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。

また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。

現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。

さらに星の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。

どの占い方法を選択するかによっても、星のカードの意味に変化があらわれるでしょう。

今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。

タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。

最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。

最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。

最後に伝えたいこと【まとめ】

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