タロットカード「13:死神」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】
タロットで「死神」のカードが出たら、どう解釈して占えばいいの!?
【現役占い師執筆】
タロットで「死神」のカードが出たら?
面倒見の良いヒツジ
白馬に乗って屍の上を進む死神に対して、命ごいをする人物が描かれています。どんな人に対しても、“死”は平等に訪れることを意味しています。
見るからに怖そうなカードですが、正位置はともかく逆位置で出た場合は「復活」や「再生」という意味があり、けして悪いカードではありません。
タロットで死神のカードが出た場合は、正位置であれば物事の終わりが暗示され、逆位置ではやり直しが期待できますから、まったく救いようのないカードというわけではなさそうです。
編集部レポート
面倒見の良いヒツジ
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目次
タロットカード『死神(デス/Death)』「正位置」の意味、解釈方法
死神のカードが正位置で出ている場合は、「中止、停止、破局、損失、終焉」といった意味が強くなります。
単純に物事が終わるという意味でとらえてよいでしょう。
ここにあげた死神「正位置」の意味は、ほんの一例です。
死神の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。
基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに死神のカードの正位置が出ている場合、恋人との別れが迫っています。
相手から別れを切り出されるのか、あなたが別れを決断するかはわかりませんけど、結論はすでに出ているのではないでしょうか?
結論が出ているにもかかわらず、伸ばし伸ばしにしてきた結果が突きつけられているということも言えそうです。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに死神のカードの正位置が出ている場合、その片思いは終わりに近づいています。
あなたも薄々その恋は叶わないと感じていたのではありませんか?
その恋をあきらめざるをえない決定的な何かが起こる予感がします。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに死神のカードの正位置が出ている場合、復縁できないなんらかの理由が持ちあがるでしょう。
並み大抵の努力では克服できないような理由です。
それでも復縁したい場合は、大きな犠牲を伴うことになりそうです。
タロットカード『死神(デス/Death)』「逆位置」の意味、解釈方法
死神のカードが逆位置で出ている場合は、「再生、回復、復活、更新、やり直し」といった意味が強くなります。
どうあがいたところでダメなものはダメ…と気持ちを切り替えて、やり直しをはかることをおすすめします。
なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。
正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。
タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに死神のカードの逆位置が出ている場合、一から関係をやり直すことになりそうです。
やり直しを決めた場合は、相手のすべてを受け入れる覚悟が必要になるでしょう。
やり直す気持ちになれない場合は、すっぱりと関係を断ち切って新たな恋を見つけることも考えてください。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに死神のカードの逆位置が出ている場合、あきらめかけた恋を見直すきっかけが訪れます。
好きになった相手の新たな魅力を見つけることができるでしょう。
また、それまで好きだった気持ちが冷めて、別の異性を好きになるという急展開もありえます。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに死神のカードの逆位置が出ている場合、相手がもう一度やり直したいと言ってくる可能性があります。
あなたの中に許せる気持ちが残っているようであれば、チャンスを与えてあげてください。
許せそうにない場合は、自分の気持ちを相手に告げて完全に距離を置くという選択もあるかもしれません。
鑑定結果は占い師の霊感に左右される
タロットで死神のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。
「死神のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で死神のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう!?」と広くとらえるようにしてください。
誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。
多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。
死神のカードの出ている位置
タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。
ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。
また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。
現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。
さらに死神の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。
どの占い方法を選択するかによっても、死神のカードの意味に変化があらわれるでしょう。
今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。
タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。
最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。
最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。
最後に伝えたいこと【まとめ】
面倒見の良いヒツジ
単純に考えると、良い意味と悪い意味が逆転しているカードです。
死神のカードの読み取りは、それほど難しいものではないでしょう。
死神のカードが出たときは、自分にとって悪い縁が断ち切れると前向きにとらえ、新たなスタートを迎える方向でがんばってみてください。
みんなの感想・口コミ・評判1件
怖いイメージがありましたが、なるほど、再生と捉えれば