やばいくらい束縛する病的浮気性男と付き合って復讐するまでの話

2019/12/11(更新日)

自己紹介

すず

当時高校3年生。
数ヶ月しか続かない恋愛しかしたことがなく、この頃はまだとても純粋でした。
浮気は、漫画やドラマの中だけの話だと思っていたJKです。
💡登場人物💡
👩わたし:すず

👨彼:たく
病的浮気男

病的浮気男への復讐 あらすじ
それまで3~4か月しか続かない恋愛しかしてこなかった私が、初めて真剣に付き合って長続きした人は、超束縛魔の病的浮気男でした。

付き合っていた2年半でされたドン引きレベルの束縛、浮気や浮気疑惑の数々を暴露します。

最後はちゃんと復讐するので楽しみにしててください!

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編集部レポート

すず

では、ここからストーリーが始まります。

目次

1章 病的浮気男との出会い「1話 友達からの紹介」

高校3年生になったばかりの5月、
私は5ヶ月付き合った彼氏に振られて落ち込んでいました。

すると、同じクラスの友達が
「バイト先の先輩が彼女ほしいって言ってるから紹介しようか?」
と言ってきてくれたので、
お願いすることに。

その日の夜メールがきて、それから毎日メールしていました。

歳は1つ上の大学1年生。
メールでの印象は、ノリが良くて面白い人だなーという感じでした。
メールは楽しくて、毎日一日中メールしていました。

1章 病的浮気男との出会い「2話 合わずして交際スタート」

メールして5日目の夜。
いつものようにメールしていたら、こんなことを聞かれました。

たく:すずって本当に彼氏いないのー?
すず:いないよー。別れたばっかだもん。
たく:そっかー。まあすずならすぐまた良い人見つかるんじゃない?笑
すず:見つかればいいけどね笑
たく:俺じゃダメ?すずのこと普通に好きになっちゃった!

まだ会ってもいないし電話すらしたことないのに告白されました。
普段の私なら、断るか流していたはずだけど、失恋で弱っていた私はOKしてしまいました。

すず:たく面白いし付き合ったら楽しそうだし付き合っちゃう?
たく:おっしゃ!よろしく!今日記念日ね。

こうして病的浮気男との交際がスタートした。

1章 病的浮気男との出会い「3話 はじめまして」

付き合った時は私がテスト期間中で、
勉強をしないといけなかったので、
すぐに会えませんでした。

付き合って3日後にテストが終わり、
初めて会いました。

初めて会った時の印象は、
髪型や服装でチャラそうにしてるプーさんみたいな体形の人。

正直タイプではなかったし、
今までの恋愛みたいにすぐ終わるだろうと思ってました。

最初のデートは、
イオンでプリクラ撮ってゲーセンで遊んで、
夜ご飯を食べて、
私の家の近くの公園で喋って帰るっていう、
学生定番なコースでした。

でも、すごくすごく楽しくて、
第一印象とは裏腹に一日で結構好きになってしまいました。

1章 病的浮気男との出会い「4話 たくさんの初めて」

たくとの付き合いには初めてなことがたくさんありました。
今までの恋愛は短期間で終わっていることもあって、
どれも似たような恋愛でした。

私は自分から好きになる人とはなかなか上手くいかず、
好きになってくれた人と付き合うことがほとんどでした。

告白されて付き合って、
2~3か月で相手が冷たくなって、
振られて別れる。というのを繰り返していました。

でも、
たくは何か月経っても変わらず毎日毎日大好きと言ってくれました。
愛情表現がすごくストレートな人で、
自分に自信のなかった私にはとても嬉しかったし、
言われる度に私もどんどん好きになっていきました。

そして、初めて束縛をされました。

束縛されることにも、
「私のことそんなに好きでいてくれてるんだ!」
と間違った解釈で喜んでいました。

更に、
今まで同い年としか付き合ったことのない私にとっては、
バイクや車での遠出のデートもとても新鮮で楽しいものでした。

こうしてたくさん初めてのことをしてもらい、
どんどんたくにはまっていってしまいました。

そしてはまっていったことにより、
私までどんどん嫉妬深くなっていってしまったのです

2章 始まる過度な嫉妬・束縛 そして・・・「5話 どんどん強まる嫉妬」

最初は可愛い嫉妬でした。

すず「昨日たくと明け方まで電話してたから今日学校眠すぎた~」
たく「俺も授業ほとんど寝てたわ」
すず「一緒じゃん!私やばい先生の授業で気づいたら爆睡してて、次私が当たるっていうタイミングで、後ろの席の子が背中トントンして起こしてくれたからめっちゃ助かった」
たく「ふ~ん。後ろの席の子は女の子?」
すず「え?男の子だよ!」
たく「え?なんで男に背中触らせてんの?嫌なんだけど」
すず「え!?ごめん。これから気を付けるね」

こんな嫉妬を可愛いと思ってしまい、
謝って従ってしまったのが間違いでした。

2章 始まる過度な嫉妬・束縛 そして・・・「6話 度を越えた束縛

私が嫉妬や束縛を許してしまったせいで、どんどん過度になっていきました。

二人でファミレスで食事をしていたときのこと。
たくと向かい合って座っていて、私から見える方から3~4歳くらいの男の子が歩いてきていました。
つまづいて転びかけていたので、大丈夫かなー?と思いながら見ていると、その様子に気づいたたくが男の子の方をちらっと見て、言いました。

たく「すず何見てんの?」
すず「男の子!転びかけてたから大丈夫かなー?って」
たく「見んなよ」
すず「えっ!?なんで!?」
たく「いや、男じゃん。男見んなよ。」
すず「・・・・・・(えぇぇ・・・)ごめん。もう見ない」

更に別の日、公園でたくとベンチに座って話していると、目の前をおじいさんが横切っていきました。
特に見る気はありませんでしたが、目の前を横切ったので、自然に目がいってしまいました。
すると、

たく「なんで見てんの」
すず「え・・・」
たく「だからなんで見てんの?男でしょ」
すず「・・・ごめん」

こうして何歳であろうと、男性という生き物を視界に入れることを禁じられました。

2章 始まる過度な嫉妬・束縛 そして・・・「7話  ついに私まで・・・」

その後は携帯の男の連絡先を全て消され、
男との会話や接触を全て禁じられ、
家族以外の男の名前を口に出すことを禁じられ、
テレビでも男性の露出の多い姿を見る事を禁じられ(バラエティでの半裸等も禁止)、
一緒にいない時間はどこで何をしていたかを報告することを義務づけられました。

そして、この度を越えた束縛がついに私まで変えてしまいます。

今まで私は嫉妬をすることはあっても、
それを相手に伝えたり、
束縛することなんて絶対にしませんでした。

しかし、
束縛されることによってついに私まで束縛し始め、
嫉妬もメンヘラ級になっていってしまいました。

バイト先に女の人がいるのが嫌、
大学の授業のグループワークでグループ内に女の人がいるのが嫌、
ナンパするかもしれないから男友達と遊ぶのも嫌、
学校・バイト以外の時間は全部自分に使ってほしい・・・等、
たくに負けないくらいきつい嫉妬と束縛をしていました。

そのきつい束縛で窮屈に感じ始めたのか、
次第にたくが距離を取り始めました。

2章 始まる過度な嫉妬・束縛 そして・・・「8話 離れていくたく」

付き合い始めてもうすぐ1年になる3月。
私は高校の卒業式も終わり、来月から大学生。

大学生になればバイトも始めるし、
大学も家から遠かったため、
今までのように会えなくなると思ったので、
春休みはとにかくたくさんたくと一緒にいたいと思っていました。

ところが、
春休みに入ってすぐたくの態度がおかしくなりました。
いつもメールにはハートがたくさん散りばめられていたのに、
ハートが一つもなくなり、
毎日好きとか愛してるとか言ってくれていたのに一切言ってくれなくなり、
電話もこなくなりました。

明らかに態度の変わったたくに原因を聞いてみると、
ちょっと会う回数を減らしたいといわれました。

ほぼ毎日会っていたため、
もう少し自分の時間が欲しいと言われ、
会う回数を減らすことにしました。

会えないとどうしても気持ちは大きくなってしまい、
たくへの気持ちがどんどん大きくなっていく中、
大学に入学しました。

2章 始まる過度な嫉妬・束縛 そして・・・「9話 環境が変わり、また戻る関係」

たくが離れていることを感じてただ辛いだけだった春休みでしたが、
大学生活が始まると、
大学生活が思ったより楽しかったので、
たくのことを考える時間が減りました。

そうすると、
今度はたくが私の新しい人間関係に焦り始めたのか、
また束縛したり行動を監視したりしてくるようになりました。

でも、
新しい人間関係が楽しくなっていた私は、
今までのようにたくとの約束を守らなくなりました。

たくに嘘をついて大学の男の子話したり、
連絡先を交換したりしていました。

たくは意外にも私の嘘には気づきませんでした。
それで調子に乗ってしまった私の行動でついに事件が起こります・・・

3章 数々の裏切り「10話 バレた嘘」

当時SNSはミクシィが流行っていました。

ミクシィは出会い目的で利用している人も多かったため、
たくには利用することを禁止されていました。

しかし、
大学の友達がみんなミクシィを利用しており、
友達の日記やつぶやきを見たかったので、
たくに内緒で登録しました。

特にたくが心配するような利用の仕方はせず、
友達の更新を見たり、
友達とやり取りしたりするだけだったのですが、
たくの友達が私のアカウントを見つけ、
たくに報告してしまいました。

そして、付き合って1年半、
初めてたくから別れ話をされました。

もう信じられない、もう考えたくもない。
と言われ、電話で別れを告げられました。

私はたくさん泣いて、
諦めようと思いましたが、
どうしても別れることを受け入れられず、
翌日たくに電話をし、想いを伝え復縁しました。

一度離れたことで、
たくも気持ちが大きくなったのか、
復縁後は今まで以上に仲良く過ごしました。

しかし、
それも3ヶ月しか続きませんでした・・・

3章 数々の裏切り「11話 初めての浮気疑惑」

1月。

たくはもうすぐ成人式でした。

たくの家で遊んでいたとき、二人そろって寝ていました。

すると携帯のバイブの音で私は目が覚め、
確認すると鳴っていたのはたくの携帯でした。

相手は登録されていないのか、
宛先はアドレスがそのまま表示されていました。

女の勘でしょうか。
今まで人の携帯を見たことはありませんでしたが、
その時は”今携帯見なきゃ絶対後悔する!”と直感的に思いました。

たくを見ると爆睡していて起きる気配はありません。
意を決して携帯を開きました。

メールボックスを見ると、
受信ボックスに同じアドレスが数通だけ並んでいました。

”あんまりやりとりしてないのか・・・直感は気のせいかな・・・”

と思いつつ一番上のメールを開いてみると、

たくと成人式で会えるの楽しみ~!スーツ姿かっこいいだろうな~!(はーと)早く成人式の日来ないかな(はーと)

気のせいじゃなかった・・・

他のメールを開いたところ、
同じアドレスの一番古いメールが明らかにやり取りの途中のメールだったので、
おそらくそれ以前のメールを消しているのだろうと思いました。

私は流れで男の子と連絡先の交換をしたりはしていましたが、
それはあくまで場の空気を壊さないためにしていたことで、
たく以外の男の子と連絡をとったりはしていませんでした。

あれだけ私に男と関わるなと言っていたのに、私の知らないところで女の人と普通にメールをしていたのがとてもショックでした。

居てもたってもいられず、たくを起こして問い詰めました。

すず「ごめん、たく。携帯鳴って気になってメール見ちゃったんだけど、これだれ?」
たく「えー・・・見ちゃったって・・・あーこれは高校の時の先生だよ。成人式の日高校の奴らで集まるからその時来るんだって。」
すず「(え・・・明らか文面先生と違うでしょ。でも先生って言うなら信じるしかないか)
   あ、そうなんだ。疑ってごめん。
たく「いいよ。不安にさせてごめんね。」

その場はこのまま特に喧嘩になることもなく終わりました。
私はこの時からたくに不信感を持ち始めました。

3章 数々の裏切り「12話 またしても浮気疑惑」

それから4ヶ月。
交際して2年が経ちました。
ある日たくの家でのんびりしていると、
たくが私に”携帯見せて”と言ってきました。

たまにたくはこのように唐突に携帯チェックをしてきましたが、
私は特に見られて困るようなことはないので、
いつも拒まず携帯を差し出していました。

その時もいつものように差し出しましたが、
いつも私だけ見られるのってフェアじゃない!と急に思い、
たくの携帯も見せてほしいと言いました。

一瞬戸惑った表情をしましたが、
たくはすぐに携帯を渡してくれました。

すると、
そこには目を疑うようなメールがたくさんありました。

3~4人の女性に
【今から会おうよ】
【○○の可愛い顔見たいから写メ送って!】 
【今度デートしよう!】 
【○○の裸の写メ送って!】
等送っていました。

こんな真っ黒な携帯よく私に渡したよな、
と思いながらも問い詰めると、

「いや、そんなん俺が送るわけないでしょ!バイトの先輩が勝手に送ったんだよ」

と言われました。

そんなわけないと思いながらも、
たくに依存して信じ切ってしまっていた私は、
このときもその言葉を信じ、
これ以上問い詰めることはしませんでした。

3章 数々の裏切り「13話 また離れる距離、そして前兆」

それから3ヶ月後の8月。大学が夏休みに入ってから、
私はバイト漬けの毎日を送っていました。

土日は基本バイトをしていましたが、
たくと花火大会に行く約束をしていたので、
8月の最初の土曜日は予定を空けていました。

すると、
花火大会の朝、
たくからメールが届きました。

【ごめん。今日すずと花火大会行けない。
最近すずに対して気持ちが冷めてしまっていて、
俺がこんな気持ちの状態で
すずが楽しみにしてくれてる花火大会に
一緒に行くのは違うと思う。
前より気持ちは冷めてしまってはいるけど、
大事な人っていうのは変わりなくて、
倦怠期みたいなもんだと思うから、
俺の気持ちが戻るまで待っていてほしい。
勝手なことを言っているのはわかってるけど、
しばらく会うのはやめよう。
本当にごめんね。】

とてもショックでしたが、
また前みたいに戻れるなら大人しく待っていようと思い、
”分かった”と返信しました。

その翌日、
たくからメールアドレス変更のメールが届きました。

元々私とたくはメールアドレスをお揃いにしていて、
お互いの名前を入れていましたが、
新しいメールアドレスには私の名前が入っていませんでした。

少し不思議にも思いましたが、
前日のメールのこともあるため、
特に何も突っ込みませんでした。

そしてそこから1週間、
メールを送っても、
電話をしても一切連絡がとれませんでした。

3章 数々の裏切り「14話 嘘をつくたく」

不安で押しつぶされそうな1週間を過ごしていたため、
1週間ぶりにたくからメールがきたときは、
嬉しくて涙が出ました。

たく【iPhoneに変えたらメール使えなくなって連絡できなかった!ごめんね。】

”なんだ、iPhoneに変えたからだったのか~。メールアドレスもそのせいか~”

たくは携帯会社自体は変更していなかったので、
iPhoneに変えてもアドレスはそのままで移行できたはずですが、
まだガラケーでiPhoneの事情を全く知らない私はそう解釈しました。

【すず会いたい】

そしてたくに会った時、
またいつものたくに戻っていたので、
また幸せな毎日が戻ってきた、
と思いました。

でも、
この出来事が終わりの始まりでした。

3章 数々の裏切り「15話 最後の楽しい日々」

あんなことがあってもまだ夏休みは中盤。
プールへ行ったり買い物へ行ったり、
距離を置いていたことなんてなかったかのように
楽しい毎日を過ごしていました。

この頃にはたくの家族とも仲良くなっていて、
たくのお母さんが夜ご飯を私の分も作ってくれたり、
お父さんがご飯を食べに連れて行ってくれたりしていました。

たく「父さんも母さんも今までの彼女の中ですずが一番良いって。このままずっと付き合って、いつか結婚してくれたらいいなって言ってるよ」

と、よく言われていました。

大好きな人の家族からそう言ってもらえることがとても嬉しくて、
私は本気でたくとの将来を考えていました。

その頃のたくはマメに連絡もくれ、
大学やバイト先まで迎えにきてくれたり、
私が不安に思うようなことは一切しない、
優しくて理想の大好きな彼氏になっていました。

そして、
夏休みも終わりにさしかかる9月中旬。
夏休み最後の思い出に、と私たちは旅行を計画していました。
行先は北海道。私は北海道に行くのが初めてで、
すごくすごく楽しみにしていました。

この北海道旅行の朝が、最後の幸せな時間でした。

3章 数々の裏切り「16話 どん底」

北海道旅行の朝、楽しみすぎて夜眠れなかったたくがかなり早い時間に迎えにきました。
飛行機の時間まで余裕がありすぎるため、
一度たくの家に行くことに。

たくの部屋で北海道ではあれしようこれしようと楽しく話していると、
たくがお母さんに呼ばれて部屋から出ていきました。

”あ~楽しみすぎる~!!”
なんて思いながらふと本棚に目をやると、
懐かしい私との写真が飾ってありました。

懐かしいなーと思いながら近づくと、
写真たての裏にプリクラが落ちていました。

”いつのプリクラだろ?”と思いながら手にとると、
そこに写っていたのは私ではない女の子と仲良さげにくっついているたくの姿。

プリクラの落書きには
【付き合いたてほやほや】
【大好き ずっと一緒】
【今度○○行く!】
の文字。
チュー💋プリもありました。

プリクラの日付を見ると、
私に冷めたから会いたくないとメールしてきた
花火大会の日でした。

ついにはっきりした証拠をつかんでしまった私。

辛くて辛くて仕方なかったあの時、
たくは楽しく他の女とデートをしていた。

私が泣いて過ごしていたとき、
たくは他の女と笑っていたんだ。

メールアドレスから私の名前が消えたのも、
他に彼女をつくっていたからなんだ。

怒りは一瞬にして消え去り、
感情は無になりました。

どうやって問い詰めてやろう、
と冷静に思いました。

悲しい、ショック、つらい
という感情はひとつもありませんでした。

3章 数々の裏切り「17話 デュエルスタート」

部屋に戻ってきたたく。

たく「おまたせ~。何見てるのー?」

ご機嫌にのぞき込んできたたくに、
プリクラを見せました。

すず「これ~」

一瞬にして青ざめて固まるたく
青ざめるってこういう顔なんだな、
なんて冷静に考えていました。

たく「ああ、これ元カノとのプリ。ごめん、まだ捨て忘れがあったみたいだね」
すず「え笑。いやいや、日付見て?先月だけど。」
たく「・・・」
すず「先月私と別れてたんだ~。知らなかった~」
たく「・・・」
すず「なんか言えば?」
たく「・・・ごめん、でももうその子とは別れてるから!!」
すず「信用できない。」

それから1時間ほど沈黙が続き、そろそろ出発する時間に。

たく「旅行は?もう行きたくない?」
すず「行く。」
たく「えっ!じゃあ・・・」
すず「行って帰ってきたら別れる」

もうこの時はただ北海道に行きたいという気持ちだけで動いていました。

しかしそのあと電車の中でも空港に着いてもずっと沈んだ顔で一言も喋らないたく。

こんな状態の人と一緒に北海道に行っても楽しくないな、と思いました。

発覚から数時間、
私は色々考えていました。

発覚したときは絶対に別れてやる!と思っていましたが、
本当に別れて後悔しないだろうか?と。

すず「別れるのやめよっかな」
たく「え!?!?ほんと!?!?」

すごく嬉しそうな顔でこっちを見るたく。
可愛いと思ってしまった。

すず「うん。やっぱ好きだし。」
たく「ほんとにほんとにありがとう。本当にごめんなさい。もう二度としないから!」

こうして私はたくを許し、
北海道旅行を楽しみました。

3章 数々の裏切り「18話 異変」

北海道旅行から帰ってきて、
いつもの日常に戻ると私の体に異変が起き始めました。

たくのことを考えると、
動悸がして息が苦しくなるのです。

おかしいなーとは思っていましたが、
あまり深く考えていませんでした。

そして、
ある日お風呂に入る前に鏡を見ると
異様にあばらが浮き出ていることに気づきました。

そのころ私は体重計に乗る習慣がなく、
久しぶりに体重計に乗ってみると、
体重が4キロも減っていました。

私は普段あまり体重は変動しないので、
とても驚きました。

いつも通り食べて、
今までと変わらない生活を送っているのになんでだろう。
と、思いましたが、
この件も深く考えていませんでした。

そんな中、最後の事件が起こります。

3章 数々の裏切り「19話 何様だ」

たくに、最後の週はたくさん遊ぼうと言われていたので、ほとんどバイトを入れずに予定を空けていました。

そして最後の週の初日、カフェでのんびりしていたとき
たく「明日と明後日友達と遊ぶことにしたから」
すず「え?たくがいっぱい遊ぼうって言ったから今週ほとんど空けたんだけど」
たく「でもせっかく夏休み最後の週だし、友達とも遊びたい」

え??提案してきたのそっちだよね?自分勝手すぎない?
てか、自分がしたこともう忘れたの?
なんでそんな自分勝手な事言えるの?
と、色々考えるとすごく悔しくなって涙が出てきました。

その涙を、たくは自分と遊びたいのに遊べなくて泣いてると勘違いしたらしく、

たく「はあ~・・・重い。」

と、言い放ちました。

その瞬間、私の中で何かが終わりました。
自分でもびっくりするくらい、まるで大事に大事に読んできた本を急にパタンっと閉じたような、そんな感覚でした。

その日はそのまま家に帰り、夜たくからメールで言い過ぎたと謝罪されましたが、もう許せませんでした。
許す許さないではなく、もう勝手に私の中で終わっていました。

好きで大事に思っていた分だけ、本当に憎かったです。
散々好きだの愛してるだの言って、引くほどの束縛をして、毎日何をしているか逐一報告させ、会いたい時はこっちの都合も考えずに毎日会いに来ていたのに。
自分の気持ちが下がればメールもろくにしない、勝手に距離を置く、浮気する二股する、挙句の果てに彼女が会いたくて泣くと(実際は違う涙ですが・・・)ため息をついて重いという。

普通に最低な奴じゃん。と、やっと気づけました。

そして、このまま普通に別れるのでは気が済まない。
多分たくはまた倦怠期気味になってきてる。
その時に別れてもたくへのダメージは少ないだろうから、せっかくなら別れたくない!って思っている時にこっぴどく振ってやりたい!と思いました。

そして、私は計画を立て始めました。

4章 復讐「20話 計画」

11月の始めにたくの誕生日があります。
たくの誕生日を復讐に利用することに決めました。

たくはサプライズが大好きです。
するのもされるのも大好きです。

されると特に喜び、
今まで軽いサプライズを何度かしたことがありますが、
どんなに小さなサプライズでもとても喜んでくれました。

だから、
誕生日に今までにないくらいたくさんのサプライズをして感動させて、
私のことをもっと好きにさせて、
離れられなくさせてから別れようと決意しました。

別れることを決め、
計画を立て始めた頃から動悸や息苦しさを感じることは一切なくなり、
体重もどんどん元に戻っていきました。

友達にその事を話すと、
「すずは自分の気づいていないところで、もうすでにたくのこと憎んでたんだと思うよ。2年半も一緒にいて、依存気味なところがあったから自分の本心に気づけなくて、体調にあらわれちゃったんじゃない?」
と言われ、その通りだな、と思いました。

4章 復讐「21話 誕生日当日」

誕生日当日は、
あるショッピングモールのたくが好きなブランドのお店の前で待ち合わせ。

男女どちらの洋服も販売しているブランドで、
たくはいつもこのブランドの服を着ていました。

たくはそのブランドのレディースの服も大好きで、
レディースの服を一緒に見ては、
「すずに着てほしいな~。絶対に似合うのに~。」
と言っていましたが、
学生にとっては高かったし、
私はあまり好きな感じではないので、
そのブランドの服を買ったことがありませんでした。

しかし、この日は復讐の日。
復讐のために、事前にたくにバレないように
そのブランドの服を一式買っていました。

待ち合わせには私が先に到着して、
たくを待っていました。
待ち合わせ場所に来たたくは私の姿を見て、
とてもびっくりしてすぐに嬉しそうなにやけ顔になりました。

たく「可愛い!ほんと似合ってる!やばい!!!」

想像以上に喜んでいるたく。
最初のサプライズは大成功でした。

そして、
そのブランドのお店の中に入り、
「今狙ってる服どれー?全部教えて!その中で私がたくに一番似合いそうな服を選んで、誕生日プレゼントとして買ってあげる!」
と言いました。

たくは嬉しそうに5着の服を持ってきました。

たく「どれもかっこよくてどれ買おうかずっと悩んでたんだよねー。すずに選んでもらえると助かる!」

と言っているたくから5着の服を受け取り、そのままレジへ持っていきました。

たく「え!?待って!」
すず「全部買うよ!誕生日だし!いつも奢ってくれてるし、今日くらい私に頑張らせて!」
たく「え、でも高いし・・・」
すず「いいの!そのために先月からバイト頑張ってたから大丈夫!」

金額は4万8千円くらいでした。

たくは金額を見て、申し訳なさそうな、でも嬉しさを隠し切れないような顔をしていました。
購入した服が入った袋を渡すと大事そうに抱きしめ

たく「本当に本当にありがとう!本当にうれしい!最高の誕生日!!」と、とても喜んでいました。

服を買ってあげるためにバイトを頑張っていたのは事実です。
そこで精一杯喜ばせ、天から地に落ちる顔を見るため。
そのためだと思うとバイトも頑張れました。

次に駅に向かい、改札の前で切符を渡しました。

どこに行くか知らされていないたくはきょとん顔。

デートの前に、事前にたくの大好きな水族館のチケットと、
そこまでの切符を購入していました。

切符の行先の駅を見て、
たくはまたびっくり。

たく「まじ!?今から水族館!?」
すず「そだよー。久々だね!」
たく「やべー。まじ楽しみ!」

水族館に着いてチケットを買おうと窓口に向かうたくに、
既に用意していたチケットを渡しました。

たく「もう今日本当になんなの・・・。やばすぎでしょ・・・」

サプライズはどれも大成功です。

そして、
水族館を漫喫し、
水族館の近くにある観覧車に二人で乗りました。

たく「あー今日本当に幸せ!こんな幸せな誕生日今までになかった!
本当に楽しい1日だったなー。」
すず「あとは夜ご飯食べて帰ろうねー」
たく「なに食べたい??」
すず「んー、とりあえずこれ渡す」

また切符を渡す私。
次の切符の行先はたくにとって馴染みのない駅でした。

4章 復讐「22話 サプライズ大成功」

電車に乗って目的地に着きました。
日は沈み、暗くなったオフィス街です。

たく「すずー。どうしたの?ここになんか用あるの?」
すず「とりあえずついてきて!」

私はたくの手を引っ張りながら、
駅から歩いて5分くらいのところにあるビルの中に入りました。

ビルの中はスーツを着たサラリーマンでいっぱいでした。
たくはずっと落ち着かない様子でキョロキョロしています。

そんなたくを無視して手を引っ張りエレベーターに乗せる私。
目的地は45階。
45階のボタンを押す私を不安気な顔で見ていました。

たく「45階に何があるの?」
すず「なんか夜景見れるらしいよ!」
たく「本当にこのビル?他にもビルいっぱいあったけど・・・」
すず「大丈夫!このビル!」

そして45階に着いてエレベーターの扉が開くと、そこはレストランです。
何も言わずお店に入ろうとする私の手を強く引っ張るたく。

たく「すず!そこ違う!そこレストランだよ!夜景は別の場所で見れるんじゃない?」
すず「ここだよ!予約してんの。」

ぽかんとするたくの手を引っ張り、
お店の入り口に立っている店員さんと呼んでいいのか分からないほどカッチリとした服を着た人に名前を告げた。

「すず様、お待ちしておりました。」

驚きながら私と一緒に席に案内されるたく。

席は予約の時にお願いしていた、角の個室。
角の席だから、夜景が目の前と横の2面に広がっています。
とても綺麗な夜景に、用意していた私もびっくりでした。
もちろん、たくはそれ以上にびっくり。言葉がでない様子でした。

料理もとてもおいしくて、食後は定番のサプライズバースデーケーキ!

綺麗なケーキにろうそくが灯っていて、
プレートには”HAPPY BIRTHDAY TAKU”の文字。

嬉しい嬉しいと連呼するたくに、
私はリボンで綺麗にラッピングされた黒い箱を渡しました。

たく「えっ、なにこれ?」
すず「誕生日プレゼント!」
たく「もう服いっぱい買ってもらったよ?」
すず「これがメインの誕生日プレゼント!」

箱を開けるとそこには丁寧に包装されたベルト。
たくはデートの最初に服を買ったブランドの他に好きなブランドがあり、
時計や財布などはそのブランドで揃えていました。
プレゼントしたのは、そのブランドのベルトです。

たくはついに泣きました。
たく「今までの人生で一番最高の誕生日!一番幸せな日!本当にありがとう。
俺今まですずのこといっぱい傷つけたり泣かせたりしちゃったけど、これからは絶対大事にする。絶対に幸せにするから、これから先ずっと俺と一緒にいてください。」

すず「ありがとう。ずっと一緒にいようね。」

そして、そのあと一度たくの家に寄り、
車で私の家まで送ってもらいました。
デートの時は、いつも私の家まで車で送ってもらい、
私の家の前に車を停め、少し話してから帰ります。

その日もいつものようにたくは車を停めて、エンジンを止めました。

嬉しそうに後部座席に今日私があげたプレゼント達を並べて眺めるたく。

たく「宝物!全部嬉しい!本当に最高の誕生日だったなー。今日が終わっちゃうのが寂しい」
すず「ほんとだね。」
たく「次のすずの誕生日は、俺もすずのこと泣かせちゃうからね!」
すず「・・・」
たく「すず、本当にありがとう。俺もうすずがいないと本当に生きていけない。ずっと一緒にいよう。いつか絶対に結婚しようね。」
すず「しない。」
たく「え?」
すず「今ここで別れるから結婚しない。無理。」
たく「どういうこと?え?え??なんで?」
すず「なんで?自分でわからない?たく私に何した?」
たく「・・・え、本気?」
すず「本気。結婚なんて無理。これから一緒にいるのも無理。もう今この瞬間に別れたから。じゃあね。ばいばい。」

たくの顔も見ずに車から降りました。

4章 復讐「23話 復讐大成功」

家に入る直前、振り返るとたくはハンドルに顔を伏せて震えて泣いていました。
さすがに2年半も一緒にいて、大好きだった人。

振ったあと、情は残って辛い思いをすると思っていました。

しかし、たくのそんな姿を見た私の気持ちは「ざまあみろ」だけでした。

私の部屋にはたくとの思い出がいっぱいありました。
たくにUFOキャッチャーでとってもらったたくさんのぬいぐるみ。
色々なところに行って一緒に撮ったたくさんの写真たち。

誕生日にくれた手紙。

記念日にくれたたくさんの写真と、
想いが詰まった手紙が貼ってあるコルクボード。
一緒に行ったディズニーランドで買ったお菓子の缶に入った、
2年半分のプリクラ。

デートに出かける前に、これらを全部クローゼットの奥にぶちこんでいました。
帰ってきたとき、見たら悲しくなるかもしれないから。

実際の私はそのことも忘れて、帰ってきてすぐ漫画を読んで笑っていました。

漫画を読み始めて2時間ほど経った頃、
そろそろお風呂でも入ろうかな~と思い、
ふと気になって外を見てみると、
まだたくの車がありました。

中ははっきりは見えませんでしたが、
恐らく私が家に入る前に見たときと同じ姿勢でした。

“首痛めるぞ”と思いながら私はお風呂に入りました。

4章 復讐「24話 復讐の終わり」

別れてから2週間後、私はたくに電話をしました。
びっくりするぐらい早く電話に出るたく。
たく「もしもし!?」
すず「もしもーし」
たく「すず!?本物!?」
すず「あたりまえじゃん。」
たく「どうしたの!?」
すず「何してんのかなーって思って」
たく「今テレビ見てた」
すず「そっかー」
たく「すずから電話くれると思わなかった・・・俺、ずっと連絡したくて・・・でも連絡するの怖くて・・・。誕生日の日の最後のすずがすごく冷たくて怖かったから。でも、あの後1秒もすずのこと考えない時間がなくて・・・っ・・・」

泣き始めるたく。

たく「声聞いたらやっぱり我慢できない・・・ごめん・・・喋りたいのに・・・ごめん・・・喋れないから切るね・・・」

そう言って電話は切れました。
たくはしゃくりあげて泣いていました。

これで私の復讐は終わりでいいやと思いました。

誕生日当日は、
まさか私から振られるなんて思いもしていなかったから、
ただ驚いて泣いてしまっていただけかもしれないと思っていましたが、
このときの電話の反応で今でも十分引きずっていることが確認できました。

きっとたくは浮気や二股をすることで、
相手がどれほど傷つくか、
どれだけひどいことをしているのか、
ということが分かっていなかったと思います。

たくは見た目は普通ですが、
明るく社交的で面白い人なので割とモテます。

今後も彼女は苦労せずともできると思います。
今回の復讐には、この先たくにできた彼女が私と同じ想いをしないように、
浮気の罪の重さを分からせてやろうという思いもありました。

その後、たくが改心したのかはわかりません。

しかし、
別れてから半年間はずっと復縁を迫られ、
その後も1年間頻繁に連絡がありました。

少なくともその期間はずっと浮気したことを悔いていたので、
1年半は反省してくれたと思います。

その後新しく彼女が出来てからもしばらく連絡がありましたが、
私に彼氏ができたため、連絡を絶ちました。

連絡を絶つ前に、
たくから新しい彼女のブログを教えてもらっていました。

教えてもらったときは特に興味がなかったので見ていなかったのですが、
連絡を絶って数ヶ月経って急に気になり覗いてみました。

ブログのプロフィールにはたくへの愛がたくさん綴られていました。

たく愛してる。たくが他の女と目が合うだけで無理。監禁したい

この文を見たとき、私と同じ目に遭うたくの姿が浮かんでにやけました。


エピローグ【筆者プロフィール】

すず

普通の恋愛がしたいのに、浮気されたり二股されたり知らない間に浮気相手にされていたり。
色々ハードな恋愛をしてきたアラサーです。

紆余曲折を経て今ではかなりの鋼メンタルになりました。

当時は辛かったりもしましたが、自由奔放に何も考えずに恋愛出来るのも若い内だけなので、今となっては良い経験になったんじゃないかなと思います。

*
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