【ドイツ在住コスプレイヤー執筆】日本と似て非なる国ドイツ!体験した3つのコスプレ事情比較
💡この記事でわかること💡
- ドイツでは国全体的にコスプレに対して寛容
- コスプレスタジオが少なく、コスプレイベントと呼ばれるものは年に数回しか開催されない
- 大都市では、町を歩いているとジャンプのキャラクターやゲームキャラクターに会えるかも?(笑)
あさひなペコ
筆者は2020年秋にドイツに移住し、これからもコスプレ活動を続けていく予定です。
ドイツでは日本とはまた異なるコスプレ文化があり、実際にドイツ生活をスタートし初めてドイツのコスプレ文化に触れたときは、驚きを隠せませんでした。
そこで今回は、日本のコスプレイヤーである筆者が実際ドイツ生活で発見した、日本とは異なるドイツのコスプレ事情をほんのちょっとだけ紹介します。
この記事を通して、ドイツのコスプレ事情に少しでも触れてもらえると幸いです。
編集部レポート
あさひなペコ
目次
1)会場に衣装やメイク・ウィッグを着用して参加
ドイツに限らず海外のコスプレ文化あるあるとして、コスプレ会場に衣装やメイク・ウィッグを着用したまま来場するというものです。
特にドイツで開催されるコスプレイベント時は、バスやトラムといった公共交通機関の中に普通にコスプレ時のメイク・ウィッグ着用済みで乗車する姿も見られます。
度合いはというと、いかにも何のキャラクターをやるかわかってしまうほど!
日本では、最低限のメイクは許されても、キャラクターとわかるような衣装やウィッグの着用・メイクがご法度ですよね。
筆者も、知り合いのドイツ在住のコスプレイヤーから話を聞いたときは腰を抜かしました(笑)
ドイツでも、さすがに甲冑系や顔の色をドーランで染めて公共交通機関を利用するという人はいないものの、メイクやウィッグ・軽装系の衣装を着用して会場に向かう姿は普通なのです。
2)いわゆる「コスプレができるイベント」が年に数回しかない
日本と違い、ドイツのコスプレイベント(正式にはオタク向けイベント)は年に数回しか行われません。
日本では毎週どこかしらでコスプレイベントやコスプレOKの同人誌即売会が開催されています。
場合によっては1カ月に数回、併せでコスプレ仲間に会ったり会場内で他の併せをしているコスプレ仲間と会ったりできますよね。
ドイツの場合、大きなオタクイベントに多くのコスプレイヤーが集結し、コスプレ参加します。
開催される季節としては5月や9月が多く、コスプレイヤーたちはこの日に向けて準備をしたり、友達と会うのを楽しみに遠路はるばる会場に足を運んだりするようです。
3)街中で普通にコスプレをしている姿も
一番の驚きは、イベントも何もない日なのに街中にキャラクターの格好をしたコスプレイヤーたち集まっている姿を見ることです。
前述の通り、ドイツでは軽装のコスプレイヤーがコスプレをしたまま公共交通機関を使っても過剰な反応がありませんが、街中でも反応は全くありません。
むしろ「あ、コスプレしているんだイカすね!」という具合に、コスプレをしている人と街中の人の交流が盛んなくらいです。
筆者はさすがに街中のコスプレに関しては日本人心が働いてしまいましたが、いつかドイツ生活も長引いたら街中でコスプレしちゃうものなのか、これからの滞在が楽しみです(笑)
とはいえ、街中にいるコスプレイヤーさんたちは、メイクも衣装も本格的でビックリしました!
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実際にドイツのコスプレイヤーの活動の様子をTwitterで検索してみた
https://t.co/ltrxfyRJgU
Place: Kirchruine Wachau (Germany/Deutschland)Photo: @edwardalphonse_
鋼の錬金術師
Fullmetal Alchemist Brotherhood
Cosplay Character: Edward Elric#kirchruinewachau #fullmetalalchemistcosplay #エドワード #アルフォンス pic.twitter.com/aSjhzHjnGL— @edwardalphonse_elric (@edwardalphonse_) April 11, 2020
Oh Christmas Tree, O Christmas Tree
How lovely are thy branches!Your boughs so green in summertime,
Stay bravely green in wintertime.
O tannenbaum, O Christmas Tree
How lovely are thy branches!#neetdeutschland #neetgermay #neetarmy #neet #black #cosplay #Maskenpflicht #xmas pic.twitter.com/Lqr1z5fPdC— N.E.E.T. Deutschland (@NEETDeutschlan1) December 20, 2020
Wir lieben die #Connichi!! Morgen geht es in #Kassel weiter. 🙂 #Cosplay #Deutschland #Hessen pic.twitter.com/ojH7zNnBhD
— Kassel Community (@KasselCommunity) September 23, 2017
筆者の感想
さすがドイツ!教会やお城が通常の撮影スポットになっている!
さらに、ドイツにもNEETが存在していることをこの記事を執筆して初めて知りました(笑)
ドイツのオタクイベントでのコスプレは、どちらかというと撮影より交流に比重が多いと聞いています。
実際のイベントが今後どうなるかはコロナウイルスの今後の動向次第なのでわからないところもありますが、それも含めてドイツでのコスプレの様子をもっとお伝えできたらいいなと思いました^^
ドイツに興味があるコスプレイヤーの、よくある疑問Q&A
Q:ドイツではコスプレに対して偏見がないの?
A: 今のところ、私が見ている限りではコスプレに対して偏見は少ないように感じています。
ドイツは日本と違い、個人主義といった文化があるので、いちいち人のやっていることに対してアレコレ文句を言いません。
ただ、気になるツイートとして「ドイツではメディアがコスプレに対する偏見報道が無くなるまでにおよそ15年かかった」というものを見たので、それまでは偏見報道が多かったのかもしれませんね。
Q: ドイツってコスプレスタジオはないの?
A:私もすごく気になっている内容です!
調べによると、ドイツにも「テーマスタジオ」と呼ばれるスタジオがいくつかあるそうですが、残念ながらごく限られたコミュニティでの情報のため詳細は不明でした。
ただ、ドイツ全土でもかなり限られているようなので、日本のように気軽に行けないのが残念です。
ドイツでは街中でコスプレイヤーが集まるのは、それもあるのかもしれません。
最後に伝えたいこと、まとめ
あさひなペコ
とはいえ、まだまだいろんな違いがありそうなので、今後もドイツのコスプレ事情には注視したいというのが筆者個人の感想です。
コスプレは世界の共通言語になってきました。日本の文化が他の国でも愛されているのを知ると、日本人としても嬉しいですよね。
これからも当ブログを通して、ドイツのコスプレに関する情報を発信出来たらと思います!
✌🐻
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