タロットカード「9:隠者 」の意味と解釈【恋愛・復縁・片思い占い方法】
タロットで「隠者」のカードが出たら、どう占えばいいの!?
【現役占い師執筆】
タロットで「隠者 」のカードが出たら?
面倒見の良いヒツジ
暗闇を「絶望」とすれば、ランタンは「希望の光」の象徴です。
隠者のカードは、どんなに先が見えない絶望的な状態にあったとしても、確実に足元を見て少しずつ前に進むことで絶望から抜け出せるということを教えています。
タロットで隠者のカードが出た場合、正位置であれば自分の気持ちを冷静に見つめることができますが、逆位置の場合は悲観的になりがちな点に注意する必要があります。
編集部レポート
面倒見の良いヒツジ
スポンサーリンク
目次
タロットカード『隠者(Hermit,ハーミット)』「正位置」の意味、解釈方法
隠者のカードが正位置で出ている場合は、「慎重、内省的、思慮深さ、孤独、真理の探究」といった意味が強くなります。
自分の内面を深く見つめ直す必要のあるときに出るカードなので、慎重な対応が必要です。じっくり考えて最良な答えを出しましょう。
ここにあげた隠者「正位置」の意味は、ほんの一例です。
隠者の正位置と「逆位置」の意味は単純に正反対の場合もありますけど、そうでないこともあります。
基本的な意味をおさえつつ、インスピレーションを働かせて柔軟に解釈するようにしてください。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに隠者のカードの正位置が出ている場合、ふたりの関係を見直す時期にきています。
今のままの関係でいいのか、もっと良い関係になれるのでないかについてふたりでよく話し合うとよいでしょう。
結果的に別れることになったとしても、ふたりが納得できる結論であるなら良い結果と言えます。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに隠者のカードの正位置が出ている場合、相手のことをより深く理解しなければいけない時期にきています。
表面的な印象だけでなく、相手がどんな人なのかさらに踏み込んだ理解が必要になります。
相手を深く知ることで、今以上に良い関係を目指せるでしょう。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに隠者のカードの正位置が出ている場合、ヨリを戻せる状況にあるのか調べてみましょう。
相手の状況がわからないことにはヨリが戻せませんから、復縁できない理由についてよく考えてみてください。
復縁できない理由がわかれば、今後の対策が立てやすくなるでしょう。
タロットカード『隠者(Hermit,ハーミット)』「逆位置」の意味、解釈方法
隠者のカードが逆位置で出ている場合は、「消極性、悲観的、内気、保守、秘密」といった意味が強くなります。
正位置の場合は前向きに状況の改善を検討できますけど、逆位置で出るとわからないことが増えてきます。より状況を解明するのが難しくなるようです。
状況がよくわからないときに自分ひとりで考えていても堂々巡りとなってしまいますから、身近にいる年上の人や頼りになる先輩などに相談してみましょう。
なお、タロットカードが逆位置に偏って出ているケースですが、ふたりの関係が偏っているか、見方にネガティブな要素が強くなっていることが考えられます。
正位置が多いからいいということでもありませんから、あなた自身の気持ちが安定しているときに占うようにしてください。
タロットは、占い者自身の心理的なものが強く出る占い方法です。
【恋人がいる人のケース】
恋人のいるあなたに隠者のカードの逆位置が出ている場合、ふたりの今後がよくわからない状況にあります。
恋人が何か秘密を抱えているようなこともあるでしょう。
その場合は、秘密を無理に探り出すのではなく、恋人の気持ちを考えて動くようにしてください。
【片思いをしている人のケース】
片思いをしているあなたに隠者のカードの逆位置が出ている場合、相手の行動がつかみにくい状態です。
相手が何を考えているのかがわかりにくいこともあります。
相手の言葉や行動についてよく観察してみてください。
【復縁を希望する人のケース】
復縁を希望するあなたに隠者のカードの逆位置が出ている場合、なぜ復縁できないのか理由がよくわかりません。
復縁できない理由がわからなければ、ヨリを戻すのは難しいでしょう。
復縁できない理由を探るのが先です。
鑑定結果は占い師の霊感に左右される
タロットで隠者のカードが出た場合についてご説明しましたが、タロットカードはヒントにすぎず、占う人の霊感に左右されます。
「隠者のカードが出ているから××」という狭い解釈ではなく、「この場面で隠者のカードが頻繁に現われるのは、どんな意味が隠されているのだろう!?」と広くとらえるようにしてください。
誰でも多少の霊感は持っていますから、多くの人を占っているうちにタロットカードの象徴する意味がわかるようになってきます。
多くの経験を積むにつれて、インスピレーションがとぎすまされていくでしょう。
隠者 のカードの出ている位置
タロットには、「ケルト十字法」や「ヘキサグラム法」といったさまざまな占い方法があります。
ケルト十字法は10枚のタロットカードを使い、過去や未来、現在の状況などを占います。
また、ヘキサグラム法では7枚のカードを用いることで「過去・現在・未来」を占います。
現在を中心に過去と未来はつながっていますから、過去を知ることで未来が占えるようになります。
さらに隠者の出ている位置が、正位置なのか逆位置なのかにより意味が違ってきます。
どの占い方法を選択するかによっても、隠者のカードの意味に変化があらわれるでしょう。
今回は解釈しやすい大アルカナだけを対象として解説していますが、小アルカナまで含めると全部で78枚です。
タロットカードの枚数が増えるとほかのカードとの関連性が出てきますから、それだけ解釈するのが難しくなってきます。
最も簡単なのは、「ワンオラクル」と言って複数のカードの中から一枚だけ引き当てる方法です。
最初のうちは、意識を強く集中してワンオラクルでカードを選んでみてください。
最後に伝えたいこと【まとめ】
面倒見の良いヒツジ
いずれにしても、真実を探ることで結論にたどりつきやすくなります。
自分だけで解決できない場合は、年上の人にたずねてみるなど知恵のある人に相談してみるのも良い方法です。
みんなの感想・口コミ・評判1件
わかりにくい、つかみにくいのが隠者の特徴ですね、知識ある人への相談が大事ですね