ポジディブスが超絶イケメンと交際→妊娠→優しかった彼が豹変→堕ろしてくれ[漫画]
私の名前はミホコ
先ずは、私の自己紹介をしちゃおうかな
私の性格は、自分で言うのも何だけど物事をかなりポジティブに考えられる方だと思う。
外見はかなりふくよかで目もパッチリ二重とはいかないから、はっきし言っちゃえば、あんまり良くないとは思うんだけど、いや、もうかなり悪いと思うけど。
そんな見た目なんて、
中身が魅力的だったらそれなりにカバーできると思うんだ。
運動はできないけど、
何より私は料理が得意
それに当時男子に人気だったドラゴンボール魔人ブーや浜崎あゆみ、マイケル・ジャクソンの物真似も得意だったし友達も多い社交的キャラ。
欲望にも忠実で欲しいものはだいたい手に入れてきた。
だから高校卒業式の日、同級生で憧れのイケメン男子、山下君に思い切って告白したら
「いいよ、付き合っても」
と苦笑混じりに言われたんだ。
凸凹カップル、誕生の瞬間だった。
編集部レポート
その後
私は高卒で、とあるお菓子工場に就職
対し彼は、美容師になる為、美容専門学校に通っていた。
高校卒業後も彼とは仲良く付き合っていたんだ。
街中でのデートでは彼氏がとにかくイケメンで服装もお洒落だから
道行く人の視線が私達、カップルに集まった。
「キャー、あの男の人、カッコイイ!」
「ほんとだー!超イケメン!」
「隣にいる子、彼女かなぁ??」
「うーん、ちょっと違くない?」
この位の野次ならまだ許容範囲。
たまに女のひがみで、
「ちょっと、何あれー!?イケメンと豚??」
「しっ!聞こえるよ!」
なんて言う悪口も聞こえてきた
解ってはいたけどさ。
私は外見良くないし、
小学校の頃はぶーちゃんなるあだ名で呼ばれてたから、多少の陰口には免疫があった。
そんな時は決まって
「私、もしかして痩せた方がいいかな?
間食やめれば、5キロ位、直ぐ落ちるとは思うんだけどさ」
と、気にもしてないけとどとりあえず聞いてみる、
すると、決まって山下君は、
「気にすんなって。お前はそのままでいいよ。
痩せる必要無いと思うな」
と慰めてくれた。
こうゆーやり取りが、とても嬉しかったし幸せだった
しかし、だ
この優しさが、後に偽物だと分かる
お互い20歳になった時だ
私が妊娠した
山下君との子だった
喫茶店で落ち合い、彼にそう告げると
冷たい言葉が返ってきた。
「堕ろしてくれ」
「え?」
「わりーけど、お前と結婚する気は微塵もない」
「そんな、、じゃあこの子はどうするの?」
「さっき言ったろ。中絶してくれ。大体な、
俺は子供は可愛い女の子が欲しいんだよ。
お前との子なんて、どんなブスな子が産まれてくる
か分かったもんじゃない!」
そこまで言うと、彼氏は
✌(´(ェ)`)
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